分散投資とは?

分散投資は、金融商品の変動特性を活かした投資手法です。
リスクを減らすために、大きく分けて次のような方法で分散投資を行います。
- 投資金を分けて複数に投資する
- 特徴が異なる金融商品に投資する
投資金をいくつかに分けて複数に投資すること
分散投資とは、投資金をいくつかに分けて複数に投資することです。
「卵を1つのカゴに盛らない」という投資の格言を用いて、分散投資について解説します。
卵を1つのカゴに盛ると、カゴが落ちたときに全ての卵がダメージを受けてしまいます。

卵をいくつかのカゴに分けて入れておくと、1つのカゴが落ちたとしても他のカゴの卵はダメージを受けません。

「卵を1つのカゴに盛らない」投資の格言は、卵を金融商品にたとえたものです。
金融商品の大半は元本保証ではないため、価格の上昇が見込めるだけでなく、下がるリスクもあります。
そのため、全ての投資金を1つの金融商品に入れ込むのではなく、投資金を分けて投資することで、投資金全体にマイナスの影響を受けることを回避できます。
特徴が異なるさまざま商品に投資すること
特徴が異なるさまざまな商品に投資することを、分散投資と言います。
投資の種類ごとに特徴が異なるため、リスクやリターンの大きさはさまざまです。また、投資の種類によって、価格がアップダウンするタイミングが異なります。
【投資の種類】
- 株式
- 債券
- 投資信託
- ESG投資
- NISA
- iDeCo
- FX
- 暗号資産(仮想通過)
- 不動産
- クラウドファンディング投資
金融商品は経済の動向や国勢などさまざまな影響を受けながら、価格が変動していきます。
分散投資は、金融商品の変動特性を活かしリスクを軽減させる投資手法です。
こちらで投資の種類について詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
関連記事:なるほど!30代までに覚えておきたい投資とは?種類とおすすめの始め方を解説
分散投資のメリット

投資には貯蓄よりもお金が増える確率が高いというメリットだけでなく、価格が下がる可能性があるデメリットもあります。
分散投資をすることで以下のようなメリットが期待でき、投資によるデメリットをカバーしやすいです。
次の項目で、詳しく解説していきます。
リスクを分散できる
分散投資のメリットは、リスクを分散できることです。利益を見込んで投資したとしても、不測の事態が起きた場合に価値が下がってしまうケースもあります。
それにより、1つの投資先へ一度に投資すると、一気にすべてを失ったり、損失が大きく出たりする可能性があるのです。
分散投資をするとリスクを分散できるため、大きな損失が出にくいとされています。
値動きの振れ幅を小さくできる
異なる特徴の投資先へ分散すると、双方のマイナス面をカバーして値動きの振れ幅が小さくなりやすいです。そのため、価格のアップダウンによる精神的なストレスや、金銭的な損失を減らすことが期待できます。
たとえば、ある金融商品の価格が下落したとしても、値下がりしていない他の金融商品が補完することで価格変動リスクを抑制できるメリットがあります。
分散投資でリスクを減らすオススメのやり方4つ

分散投資でリスクを減らすオススメのやり方は、次のとおりです。
- 売買タイミングの分散
- 商品の分散
- 国や地域の分散
- 通貨の分散
以下で詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
1. 売買のタイミングを分散させる

一括で金融商品を購入せず、時期を分散して投資すると、大きな価格変動リスクを回避しやすいです。
値上がりが期待できる金融商品を一括で購入した場合、短期間で大きなリターンを得られる可能性があります。しかし、値下がりしてしまうと、一気に資産価値が下がることが懸念されるため、購入のタイミングを分散させることが大切です。
金融商品の価格が上がったときは少なめに購入し、下がったときには多めに購入することで、値動きの影響を減らしたり安定した利益が得やすくなったりします。
また、購入した金融商品の利益が確定するのは、売却したり満期を迎えたりしたときです。所有している金融商品をいつ売却するかによって利益の大きさが変わるため、売るタイミングを見計らうのは難しいとされています。
売却する時期を分散させることで、投資した金融商品を全て安いときに売却してしまうリスクを軽減しやすいです。
2. 債券・株式・ESG投資などに商品を分散させる
投資する金融商品の種類を分散させることで、リスク軽減を図りながら資産運用ができます。
金融商品の価格は、景気によって左右されやすいです。
【好景気で金利が上がった場合】
- 株式や不動産の価格が上昇しやすい。
- 債券の価格は下落しやすい。
【不景気で金利が下がった場合】
- 株式や不動産の価格が下落しやすい。
- 債券の価格は上昇しやすい。
運用資産全体が目減りしてしまうリスクを軽減するために、それぞれ異なる金融商品の特性を活かした投資をするとよいでしょう。
たとえば、株式や債券の価格は景気だけでなく財務状況によっても変動する傾向にあります。それに比べ、ESG投資は、財務面だけでなく「環境」「社会」「企業統治」にも着目したものです。
そのため、株式や債券、それを含む投資信託などに加え、ESG投資も並行することでバランスのよい分散投資がしやすいと言われています。
リターンポイントが異なる投資を複数購入すると、さまざまな局面で利益を得るチャンスが期待できるからです。
ESG投資についてこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
関連記事:個人のESG投資で大切な5つのポイントとは?
3. 国や地域を分散させる

投資した国や地域の財政や政治状況が変わったり、戦争や紛争が起きてしまったりすると、価格が変動するリスクがあります。
そのため、経済動向や国勢などのリスクを分散するために、投資先の国や地域を分散しましょう。
4. 円やドルなど通貨を分散させる

為替レートの変動により、金融商品の資産価値が上下します。
為替変動リスクを軽減させるために、円だけでなくドルやユーロなどの通貨に分散するのがオススメです。
分散投資をするときの3つのポイント

1. 投資リスク
運用商品の損失割合のことを、投資リスクと言います。
投資した商品が値下がりしたとき、どのくらいの損失がでる可能性があるのか、リスクを考慮したうえで分散投資をするのがポイントです。

出典:日本証券業協会「リスクとリターンの関係」
https://www.jsda.or.jp/jikan/lesson3/
投資は、リターン(成果)の振れ幅によってリスクの大きさが異なります。
リスクとリターンは、比例するのが特徴です。
- 大きなリターンが期待できる→リスクが大きい傾向にある
- 小さなリターンが期待できる→リスクが小さい傾向にある
大きなリターンが期待できるものだけでなく、小さなリターンが見込めるものにも投資することで、投資のリスクを分散できます。
2. 予定収益率
分散投資をするときは、金融商品ごとの予定収益率(リターン)を考慮するのがポイントです。年間の予定利益を確認しておくと、どれくらいの価格変動リスクに対応できるかが予測しやすくなります。
リスクとリターンは比例する傾向にあるため、分散投資をするときにハイリスクハイリターンの金融商品に偏っていないかチェックするといいでしょう。
3. 流動性
流動性とは、金融商品の換金のしやすさを表すものです。
金融商品の種類により、現金化したりお金を引き出したりするための条件が異なります。
- 流動性が高い→金融商品をすぐに現金化しやすい
- 流動性が低い→金融商品を現金化するのに日数がかかる
例えば、換金するのに日数がかかってしまったり、運用商品を途中解約したりすると、手数料が発生し元本割れをしてしまうケースもあります。
分散投資をするときは、運用商品をすぐ現金化できのるか、また現金化するまでどれくらいかかのるかを把握することが大切です。
まとめ

金融商品は価格が変動するため、値上がりしたときは利益を得られますが、値下がりすると損失が発生してしまいます。そのため、分散投資をしてリスクを軽減させることが大切です。
一括購入せず少しずつ買い足していくことで、金融商品の値動きの幅を抑え安定して利益を得やすくなります。また、特徴が異なるものにそれぞれ投資すると、さまざまな局面で利益を得やすいメリットがあります。
そのため、株式や債券、それを含む投資信託、節税が期待できるNISAなどと並行してクラウドファンディング投資をするものオススメです。
クラウドファンディング投資だと、株式や債券、投資信託のように株価や為替、基準価格などの動向を自分で確認する手間がかかりません。また、出資すると預貯金よりも高い利回りが期待できたり、分配金を得られたりする可能性があります。
RECrowd®(リクラウド)のクラウドファンディング投資は、1万円からESG投資を始めることができます。会員登録費用や会員管理費用が無料となっているため、気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

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